歯周病治療で糖尿病が改善する
お口の中の歯垢を少量取って位相差顕微鏡で検査、同時に外部ラボに歯周病のPCR検査を依頼。その場で位相差顕微鏡で口腔内の菌がわかります。痛みも伴いません。歯周病菌が内毒素と呼ばれる毒素を産生します。歯周病が重症化して毒素が生体に入り込むようになると、我々の体はこれを排除して何とか体を守ろうと努力します。この時免疫システムを高度に活性化する物質を多量に産生します。この物質こそがインスリンの効きを障害する物質(悪玉物質)と同じものであることが判明しました。それにより血糖が下がりづらい状態になっていることがわかってきました。歯周病は歯の問題だけではないのです。